27カ月ぶりに月間収支マイナス 26/03

27カ月ぶりに月間収支マイナス 26/03

長らく月間で負け越しはなかったのですが、26年3月久しぶりに月間マイナスを叩いてしまいました(‘Д’)
短期トレードはプラスだったのですが、中長期の投資アセットが軒並みマイナスだったので約ー435万程の含み損益です。
理由は26年2月28日~のアメリカ・イスラエル対イランの戦争です。
和平交渉の予定をしている最中に攻撃を仕掛けるという暴挙には完全に虚をつかれました。

短期売買の場合は出口戦略が決まっているため、このような事態でもほとんど関係ありません。
EA軍はむしろ好調でした。
今回の強烈な反省点は急激なボラティリティの増大への適用の甘さです。ちょっと前の中期的なボラティリティの常識が非常識になってしまい、予め仕込んでおいた抵抗線ラインの分散仕掛けポイントが次々にエントリーしてしまい、あっという間に含み損 という形です。

中長期アセットの押し目買いとしては適切なポイントなので、平常時は勝てます。トランプ関税ショックの時は身構えていたので問題ありませんでしたが、今回は虚を付かれて仕掛けのポイントの見直しが素早く出来なかったというのが本当に良くなかったです。
長期で勝てていると脇が甘くなるという事例ですね。猛烈に反省したのと、今回の件で多くを学びました。

チャートと共に少し振り返ります。長期で持っているアセットクラスの一部です。赤の縦ラインが戦争開始後のマーケットです。

SP500(日足)

長期的には完全なる上昇トレンド。世界的に最も買いバイアスアセットです。
長期目線では上抜けの形を形成していくところでした。おそらく戦争がなければ上抜けしていたでしょう。
現在はテクニカル的には下落トレンドになっているため、短期的には戻り売りの絶好な仕掛けポイントです。
とはいえ、戦争がいつ終焉するのか誰にも分からないので、一気に買いで戻す可能性もあり大きなロットではいけない状況です。
こういう時は、ドルコスト平均法で一定期間で買い増す現物の積み立て投資が安全です。

日経225(日足)

誰が何といおうと上昇トレンド真っ只中でした。自民党も圧勝し、積極財政としてアベノミクス的に株を国としても推進していくという期待感真っ只中でしたので、ロケット上昇でした。テクニカル的に見ても下がる要素(赤色)がほぼない状態。
戦争開始直後(赤縦ライン)から潮目が変わっています。テクニカルよりファンダメンタルが上回っている状態と言えます。
ローソク足も毎朝トランプ大統領が発言するので、日単位で行ったり来たり、右往左往。これが市場の値動きの正体です。
しかし、チャートで見ると日経225の方がSP500より明らかに強いです。下落トレンドにはなっておらず、レンジ下限が下支えのような抵抗線を形成していますし、オシレーター軍(OSC)は下値を切り上げて上昇しています。ダイバージェンスですね。
ただ、上昇波動の連結は起こっていませんので、方向感を探っているレンジという言えない状態。
50,974円辺りの価格帯を割り込むとやや危険ラインでMonthly Pivotの49,000円を割り込むと下落トレンド入りと思われます。
27年年始辺りまでの原油確保のニュースも入ったので、安堵感からファンダが回復し、再び上昇気流に乗る可能性のが高いように見えます。

ゴールド(日足)

言わずもがな世界最高の時価総額(現在約4700兆円)を誇る史上最強アセットクラスです。長期的に見たらテクニカル無視しても最強の買いバイアスです。
戦争開始直後の高値から安値まで14営業日で約24.3%下げです。簡単な試算で約1142兆円の金が現金化されたということになります。
ちょっと前の1月29日でクラッシュしたばかりでしたし、ここまでの下げは想定していませんでした。
クラッシュというのはレバレッジを張った取引を行っている人が急激な値動きにより、証拠金がなくなり強制決済を喰らうことです。
1月29日からは3営業日で26.5%ほど下げているので、クラッシュがクラッシュを呼ぶ、フラッシュクラッシュそのものです。
このようなことが起こると基本的にレバ勢(本当の資金ではない人たち)や過激な取引を行っている人が退場し、現物勢(本当の価値で長期に持っている人)や安全なレバレッジで取引している人が残りまますので、その後、値動きが安定しやすい傾向があります。
さらに戦争は有事の金という格言があるほどなので、金は通常、戦争時にも強いです。
しかし、今回は売られました。
理由は様々な分析がありますが、私が見た中では、今回は戦争時にお金が必要になるため金を現金化する動きが強かった という見方が一番しっくり来ました。
通貨信用不安からあらゆる国の中央銀行が金を買っているというのが、買いバイアスの変わらない理由ですが、有事にすぐに現金化できるのは、流動的な金だったということですね。うーむ、納得。これは学びでした。
テクニカル的には戻り売りのエントリーポイントを形成していますが、63期間のボリンジャーの上昇パラレルの範囲内に収まっていることから、3か月単位で見れば上昇トレンド継続です。言い換えると3か月以内に再び最高値を試しに行くかもしれません。
ボラが高いのでレバレッジは低くくエントリーを我慢して引き付けて早めの利益確定が安全です。

USDCHF(日足)

スイスフランは長期的にどの通貨に対しても上昇トレンドです。
USDCHFはフランが買われてドルが売られています。私は長期的にフラン買いです。
背景として、ドルは金利を下げていく方針で実施してきており、インフレ真っ只中。
そんな中でスイスはインフレを抑制しており、通貨価値はフランが相対的に上がっています。
そのため、ファンダ的にフランが買いバイアスで、ドルが売りバイアスです。
そんな背景から2025年初めからはずっと下落トレンドを形成しております。が、戦争直後からドルが買われるという。。。
安全資産としてフランへの現金化が強まるのでは?と考えていましたが逆を行かれました。。。
フランは主要通貨で見ていただければすぐにわかると思いますが、どの通貨に対しても強いです。
有事の際には安全資産へお金が移る傾向がありますが、今回は逆ですね。
しかし、チャートとしても嫌々上がっている感じにしか見えませんし、情勢が変わったわけではないため、ここは押し目を狙う絶好のチャンスですね。

USDJPY(日足)

円はクソ弱いので私は円売り、ドル買いです。長期保有しています。
これは戦争が始まってドルが買われたので、プラスでした。ただ介入水準なのでこの価格帯ではポジションをやや軽くしていますので、全体ではプラスが少なくなるという。。。
しかし、円は有事でも買ってくれる人はいなくなりました。それだけ魅力がなくなっているということですね。
GDPに対する国の債務がやば過ぎの水準なので、各国から円はハイパーインフレするしかないでしょうっと見られているのだと。
日本にいると円は給与という形で手に入りやすいので、アセット配分としては、円売り金買い、円売りドル買い、円売りフラン買いなど円売りで入っていくのが個人的にはおススメです。もし、円高になったとしても給与や配当金として円が入ってくるので、その時に別の資産クラスを買える量が増えますので、それはそれで良いという考え方です。
ただ、円はどの国に対しても弱く、円が急に買われ始めるファンダメンタルは現状ないので政策金利が諸外国レベルにならない限りはこの動きは変わらないと思います。

余談です。

CHFJPY(週足)

2020年1月はCHFJPYは112.7円でした。現在、199.3円です。上昇率76.8%です。超綺麗な上昇トレンドです。

USDJPY(週足)

2020年1月はUSDJPYは109.2円でした。現在、159.5円です。上昇率46.1%です。
上昇率からみてもCHFが強いのが分かります。

FXは国の通貨の戦いなので、国の情勢が如実にチャートに描かれて行きます。
長期的な視点の買いバイアス、売りバイアスが大きな材料が揃っている場合はそう簡単には変わりませんので、それが最強の環境認識です。
それらの情勢が今回の様に戦争が長期的なのか短期的なのか?経済はどうなるのか?という誰もが分からない強烈なファンダが来ると市場が不安定化するため中長期ポジションはすぐに軽くして、大きく下げたところ押し目/戻りエントリー、もしくは落ち着いたら買い戻すなど切り替えを早く行う必要があると感じました。

学びを生かした良いアイディアが浮かんだため新しいインジケーターを開発しています。
現在、半年以上前から作ってきたものを含めて4つ開発が終わり、5つを開発中です。
ゆっくりですが、また公開していきます。必ず役に立つものになると思います。

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