xC Complete Series活用 取引手法

xC Complete Series活用 取引手法

現在、GogoJungle様で販売中のComplete Seriesインジケーターを活用した実トレードを元に解説致します。

 

使用インジケーター一覧

オーバーシュートポイント【xC_OvershootPoint】
複合型グラフィカルオシレーター【xC_OSC_Complex】
複合型グラフィカルBB【xC_BB_Complex】
複合型グラフィカルMA【xC_MA_Complex】
波動連結_環境認識【xC_LinkWave】
マーケットサイクル【xC_MarketCycle】
MAエリアをカラーライズ【xC_MaAreaColorize】
・王道分析ツール【xC_Universal_Analysis】


トレードの型を理解してインジケーターを活用する

トレード手法は所謂 『型』になります。値動きは自由奔放なため手法の型にハマる時もあれば、ハマらない時もあります。
当方のインジケーターを利用したトレードの『型』はトレンドフォロー、押し目、戻り、オーバーシュート逆張りが基本になりますが、自由度が高く多様な『型』で相場へのアプローチが可能です。
精度に捉われ過ぎるとトレードを行うポイントが現れず、数あるトレードチャンスを逃してしまいます。それよりは勝って負けてを繰り返しながらトレードを行う方が裁量技術は圧倒的に伸びるはずです。CompleteSrieseはパラメーターで『型』を変えることもできますが、初期パラメーターで精度の高い短期~中期のトレードが可能です。
当方のインジケーターを最大限に活用するにはトレードの基礎技術が必要ですが、それほど難しいことはないはずです。
是非、ここで活用イメージを掴んでいただければと思います。

現在値から価格がどこに向かうのか全体シナリオをイメージする

価格が方向性を持った時は、大衆心理に基づきながら価格の終着点へ向かっています。
実際には価格は動き続けるので、終着点といわけではないですが、値動きにはサイクル(始発点、終着点)があり、
終着点付近に価格が近付くと従来までの方向性のある値動きとは異なる展開になります。
そのため、方向性のある場所でエントリーしても全体イメージが明らかに間違っていると
予期せず急反発で逆行したり、保持しているポジションの利益を減少させるような事態が起きてしまいます。
現在の価格がどこへ向かって、どこで展開が変わるであろうかを予めイメージしておくことで、リスクリワードを描いたトレードが可能となり、落ち着いて利益を伸ばせます。また、予期せぬ値動きにも速い対応が出来ます。

トレード実例

ここで紹介している例は基本的に初期パラメーターです。
※1HチャートのMA/BB Rate_x_Pips調整係数は20
※多重起動しているオーバーシュートポイントは、Multiple、Response、Filter 2・3でセット
※PO・・・パーフェクトオーダー
※DL・・・ダウンレベル
※UL・・・アップレベル

反転箇所でエントリー 反転箇所でイグジット(トレンドフォロー)
左5M、右1H、下5Mアップ、黄色縦線がエントリー、白色縦線がイグジットです。+142pipsトレード例

【各種インジケーターをチャート箇所で解説】
①直近の値動きを1Hチャートで確認(価格が安値130.567に向かう方向性のある値動きを確認)

⇒MA_Complex・・・均一な下降拡散PO。変化率高い中、MA7と14の間で推移してきている状態。
⇒BB_Complex・・・バンドウォーク、パラレルを継続。
⇒MarketsCycle・・・ダウントレンド表示(最下部のピンク表示)
⇒Universal_Analysis・・・5Mはアップトレンド。1Hはダウントレンド。
⇒LinkWave・・・波動を連結しながらDL4まで点灯。アップ方向のULが1つも点灯がない状態。反発気配なし。
⇒OSC_Complex・・・短期線がヒドゥンダイバージェンスを形成。トレンド継続を示唆。
②5M足チャートでエントリー箇所を精査(足20本前後の綺麗な波動を形成を確認)
⇒MA_Complex・・・ダウントレンドから停滞のレンジ状態
⇒BB_Complex・・・バンドエクスパンションからスクイーズ状態
⇒MarketsCycle・・・ダウントレンド表示(最下部のピンク表示)
⇒LinkWave・・・UL、DLが交互に点灯。エントリー箇所はUL3まで点灯。しかし、上位足が下降を示唆のため下げと判断。
⇒Universal_Analysis・・・5Mはアップトレンド。1Hはダウントレンド。
⇒OvershootPoint・・・上部に点灯
⇒OSC_Complex・・・価格との連動性を確認し、短期線反転を確認してショートエントリー

イグジット目標値の設定と損切ライン
第1目標・・・OSCのエリアインまで。40pips前後と予想。
第2目標・・・1つ前の節目の安値131.5ライン。80pips弱。
第3目標・・・1時間足のOSC反転気配まで。120pips前後予想。
第4目標・・・1時間足直近安値付近130.5ライン。170pips弱。
損切ライン1・・・OSCが綺麗に反落しずに再び上昇に転じて価格が上昇し、1本前足を抜いたら(想定シナリオ外) -10pips
損切ライン2・・・1つ前の節目ブレイク132.4付近を上回ったら(想定シナリオ外) -20pips

③5M足チャートでイグジット箇所を精査(強いダウントレンドを示唆しているためポジション継続保有)
⇒MA_Complex・・・変化を伴う下降拡散POを形成。強いダウントレンド。
⇒BB_Complex・・・強力な値動き時に出るホワイトライン出現。強いダウントレンド継続を示唆。
⇒MarketsCycle・・・継続してダウントレンド表示
⇒LinkWave・・・DL3まで点灯。上昇Linkは1つも起きず。反発要素が皆無の状態。1H足も同様。
⇒OSC_Complex・・・売られ過ぎエリア内でPOを形成。強い下げ時に出る形状のため継続下降と判断。
⇒Universal_Analysis・・5M、1H共にダウントレンド。
⇒OvershootPoint・・・下部に点灯。ボラティリティ大。まだ価格が勢いよく伸びることを示唆。
④5M足チャートでイグジット(強いダウントレンドにブレーキ)
⇒MA_Complex・・・変化を伴う下降拡散POを形成。短期線2本が丸みを帯びてきている。勢いがやや落ちている状態。
⇒BB_Complex・・・バンドクローズサイン点灯。勢いが弱まり、反転を示唆。同時にホワイトライン上抜けで継続終了。
⇒MarketsCycle・・・継続してダウントレンド表示
⇒LinkWave・・・DL5まで点灯。継続的な下げを示唆。
⇒OSC_Complex・・・スクイーズサインから上昇POを形成。反転気配大
⇒Universal_Analysis・・・5M、1H共にダウントレンド。
⇒OvershootPoint・・・下部に2設定が点灯。直後に3設定も点灯。
その他⇒1H足のOSCの短期戦が再び売られ過ぎエリアに潜り込んだだめ、OSCと価格の連動性が高いことから1H足レベルの反発が起こる可能性大。
以上のアンダーライン4点からクローズ判断。
※クローズの場面は反転気配が強いため、短期的な逆張りも可能な局面でもありました。

総括 文章で記載すると面倒に見えますが、区分1つの判断は15秒程かと思います。確認には慣れが必要ですが簡単です。
実トレードでは経過の値動きを見ながら多数要素を判断していますが、ほとんどがインジのみで十分判断できます。
ここでは1例ですが、このチャート内にもエントリー箇所はかなり多くあります。
組合せは5M、1Hで紹介しましたが、縛りはなく、トレードは可能です。

 

超ハイボラティリティ上位足反転箇所でエントリー 下位足反転箇所でイグジット(逆張り-トレンドフォロー)
左5M、右1H、下1M、黄色縦線がエントリー、白色縦線がイグジットです。+410pipsトレード例

【重要なポイントのみ解説】
①1H足のトレンドが今までの上昇ペースから外れて急こう配に変化。USDJPY151.5を付けその後、OvershootPoint点灯
②5M足でMAとBBアッパーバンドの間で推移ししていた価格が20分で60pips下落。
この場面で1H足のOSCは高い位置から下降POを形成しつつあり、崩れると大きく下げる可能性が高い局面。
5M足LinkWaveの上昇波動が一気に寸断。上昇気配なくなるOSCは下落POを形成したためここでエントリー
利益目標は急こう配のブレイクポイント+100pips  損切は高値ブレイク -90pips   もしくは LinkWaveの上昇波動連結の状態を見て行う。
ボラティリティが高いため1分足に切り替えてイグジット箇所を模索。
※本来の安全なエントリーはダウの押し安値を割った後の戻りを待ちたいところ(1分足のお手本のエントリー箇所が該当)
しかし、急激な値動きの場合は戻りを付けずに一気に下落するパターンも多いため、この場面ではトレンド崩れを裁量判断して追従エントリーしたケースになります。
1HのOSC短期線が売られ過ぎエリアへ到達。1Hレベルの反発の可能性が考えられるのと、ここまでのハイボラティリティの場合、急激な値動きで一気に反転する可能性もあります。そのため、5M足OSCスクイーズの形状で反転気配。1M足のOSCもスクイーズ形状で反転気配を確認してイグジット
④の場面で5M足でBB_Complexバンドクローズサイン、ホワイトライン上抜け、OvershootPointサイン、OSC上昇POが確認できるため、反転気配濃厚であることはすぐに判断が出来ると思いますので、インジケーターのみの判断だったとしても、ここでイグジットになります。

総括 エントリー場所のリスクがやや高いので素晴らしいトレードではありませんが、ハイボラティリティ時の例として挙げさせていただきました。
ハイボラティリティ時は遅効性のMarkets CycleやMAは機能しにくくなります。速効性のOSCやBBをメインの判断材料にしていただくことをおススメします。ただ、遅効性のMarkets Cycleも1H足では起点から捉えるには遅いですが、1分足ではトレンドの旨味のある部分は捉えています。特に細かくエントリー/イグジットを繰り返すトレードの場合の環境認識には非常に有効です。

 

インジケーター活用手法まとめ
・大局的に価格の方向性を確認 ・値動きの気配を複数のインジから読み取る ・リスクリワードを意識したトレードのシナリオを描く ・シナリオが崩れたら迷わず損切 ・シナリオ通りに動き始めたらイグジットポイントを流動的に模索 ・反転気配でイグジット

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