完全なる主観で書いています。
世界中の自動売買を調査して勝てるシステムを探し出し運用して勝てるようになるのと、
裁量トレードを1から勉強してトレードで勝てるようになるのと、
どちらが大きく安定して勝てるようになるんだろうと考えたことがある方は
いらっしゃるかと思います。
具体的な基準を数字で言うなら、月100pips、年1,200pips勝てるようになるのはどちらが速いか。
私は一時期、常に考えていました。で、結局、両方をやり続けてきました。
その経験から申し上げると1日2時間FXの時間を割けるのであれば、
裁量トレードの方が勝てるようになるまでが随分速いです。
以下、理由をダラダラ書きます(笑)
EAを代表とする自動売買はプログラムである以上、一定の『数字』を元にロジックを作らなければなりません。一定の数字だけではどれだけ作り込んでも相場に対して臨機応変に対応することは困難です。
私が裁量で勝てる鉄板ポイントを細かくロジック(数値)に落とし込んでEAを作っていった時は年に十数回のトレードだけで、重すぎてバックテスト(動作確認)すら出来なります。
一方、裁量トレードは売買の根拠を無限に判断し、トレードに移行できます。
人間の目は瞬時にプログラムを圧倒する状況判断が出来るため、しっかりした裁量の知識を持っていれば、人がEA軍にやられることはないはずです。
また、相場の傾向をどれだけ数字のプログラムに詰め込んでもそれは過去に合わせた傾向と対策であって、未来はどうなるか分かりません。
例えるなら、あなたが明日、昼食に何を食べるのか他人が分からないのと同じです。
あなたの好き嫌いと過去の行動パターンを検証して、昼食はラーメン率が高いなと予測し、火曜日はラーメンだ!とプログラムしても、火曜日に牛丼を食べに行かれて裏切られたりします。
裁量トレードの場合は、状況を監視しながらあなたが牛丼屋に車を停めたタイミングで昼食は牛丼だ!と予測することも、牛丼を食べ始めてから牛丼だ!と言うことも可能です。
言い過ぎか(*’ω’*)
ただ、裁量トレードのアマチュアレベルでは何を食べているのかも判断できない状態なので、そういう場合ではEAのがまだ良いということもあり得ます。
優秀な自動売買システムが世の中に出回ってはいるものの、数は至極少なく、プログラムはそれほど凄いものではないと思っておいた方が良いです。
ある程度、自動で勝てるっという位置付けで運用するのが良いと思っています。
自動売買でぶっちぎり勝てるのはHFTやアービですが、一般的にはそれらの売買環境を整えることは現実的ではなく、出来たとしてもブローカーの対策対象となり、使用を禁止、出金拒否されます。実際、私もそうでした。
一般的に通用する自動売買システムを見抜く目利きにも裁量トレードの知識は役に立ちますし、EA売買で何か不具合や突発的な事故に遭った際にも、裁量で処置することも可能となります。
自動は楽ですぐに勝てるように思えますが、安定して勝ち続けるにはしっかりした知識を身に着けることが結局は早かったりします。
少しでも参考になれば幸いです(^^♪